オススメの授業
- Mizuki
- Oct 19, 2017
- 7 min read
こんにちは、BMIR所属、3年のみづきです。
久しぶりに聞く今回のテーマはずばり、「授業レビュー」です!
私の授業スケジュールはざっくりこんな感じです。(BMIRの人しか参考にならないと思います)

週に授業は4回しかありません。少ない方だと思います。
そしてどの授業もそこまでハードってわけじゃないです。
番号だけじゃ全くわからないと思うので、ここから1つ1つ説明していきます。
まず、BMIRの授業の取り方のルールとして、BMIRの科目を3つ、それ以上取る場合は他の学部の科目を取ってもいいという決まりがあります。
つまり、必修は3つ。もしBMIRの授業を3つしかとらない場合は、1つも落とせないということです。結構チャレンジングです。
ちなみに私はそのチャレンジングな取り方をしてます。中間試験期間は地獄でした。
それでは続いて、各科目の説明です。
PI120 Introduction to ASEAN <Mon 9:00-12:00>
Aj.Charlie
この授業は1年生向けの授業です。超フレッシュです。
ほとんどタイ人で成り立つ授業で、相当な数の生徒がいます。
前半プレゼン、後半先生の説明という授業構成で成り立っており、タイ人同士でプレゼンをここまでかってほど盛り上げる傾向にあります。
プレゼンの最初に、生徒が、
"Hi, I am ○○."
というと、それに対してオーディエンスが、
"Yeahhhhhhh!"
"$&()0&#"#!#%!!!!"
みたいな感じで日本ではありえない光景を見ることができます。笑
留学生がアウェイな感じかっていうとそういうわけでもなく、好奇心旺盛な1年生たちが話しかけてきてくれるので、仲良くなりやすくもあります。
出欠を毎回取り、宿題はプレゼンテーションと週ごとに出されるクイズです。
ちなみにクイズは提出の必要はなく、あくまで試験対策のために用います。
授業内容としては、もちろんASEANのことについて学びます。
ASEANの成立過程、関係するOrganizationについて、とにかく基礎的な知識を植え付けていくって感じですね。
授業名の通りです。
1termで1回プレゼンが回ってきます。質疑応答も含めて30分程度のプレゼンです。
与えられたリーディング範囲について調べ、グループワークで協力してプレゼンを完成させます。
1人で換算すれば、時間は大体5〜8分くらいだと思います。そこまでハードなイメージはないです。
ただ、プレゼンの際は自分の意見や考察が求められることがあるため、準備は最低でも1週間前から始めた方がいいと思います。
グループによっては1ヶ月前頃から動き出すところもあるようです。
グループワークでタイ人の生徒との打ち合わせがあったりするので、友達も増えて楽しいと思います。
講義タイプの授業に飽きずに参加できる方におすすめです。
正直、やることは歴史や実際の活動に基づくことなので、ASEANのしくみを本気で学びたい!と考えている方は飽きずに最後まで学べると思います。
参加型の授業が好きな方にはあまりオススメできません。
PI373 ASEAN in Global Affairs <Mon 13:00-16:00>
Aj. Sudo
名前からお察しのとおり、日本人の先生です。
こちらは3年生向けの、今年から開設された授業で、授業も探り探りな感じです。
英語のスピードは日本人には優しく、とてもゆっくりです。
ただ、欧米人にとってはゆっくりすぎるかな、という感じです。
話し方がとても優しいため、睡眠不足で行ってはいけません。確実に寝ます。笑
この授業は、今年は留学生が多めです。タイ人と半々くらいだおと思います。
少人数授業で、15〜20人くらいです。
出欠は取りません。宿題も基本的にはありません。
1termに1回、質疑応答の時間含めて30分ほどの個人プレゼンテーションがあります。
1人で30分ですから、準備に驚くほど時間がかかります。
私は何も考えずプレゼンの順番を決め、中間試験にもろかぶりの時期となり、だいぶ準備不足で臨みました。
今ではすごく後悔しています。
評価のもう一つのポイントとなるのは、Final時期付近に出す2つのレポートです。
一つはASEANに対するQuestionが先生から与えられ、それに対する回答をテキストに基づいて論述するものです。
二つ目は、自分の行ったプレゼンの内容をまとめるものです。プレゼンをする際に、ある程度要約や自分の意見をパワポに含めるので、そこまで大変ではないと思います。
授業内容としては、前半の1時間半で先生がその日のテーマについての歴史、現状、問題点、解決策などを説明してくださいます。
後半の1時間半で、同じテーマについて述べたReading Materialを生徒が要約し、それに対する自分の意見を考え、プレゼンをします。
こちらも授業形式はIntroductionと似ていますが、3年生向けということもあって、だいぶ発展的な内容が多いです。
私は日本で、英米文学科を専攻しているため、正直授業内容についていけていません。
調べても調べても奥が深すぎて理解するのがなかなか難しいです。
こちらの授業も、ASEANについて真剣に考えたい。もっと知りたい!という方、講義形式が好きな方におすすめの授業です。
PI200 English for Political Science <Thu 13:00-16:00>
Dr. Kevin
私が取っている授業の中で、一番オススメの授業です。
留学生はほとんどいませんが、私の仲の良いタイ人がたくさんいるため、前日から授業に行くのが楽しみなくらいです。
全体で40-50人くらいのクラスで、何より先生がとっっても良い先生です。
留学生の名前も、タイ人の名前も全員覚えており、クラス以外であっても、「今日は何してたの?困ったことはない?」と話しかけてくれます。
授業時間の枠は3時間ありますが、いつも大体2時間ほどで授業は終わります。
そのあとの部活までの時間を、タイ人たちと過ごすのが、一週間で一番幸せを感じる時です。笑
出欠は取りませんが、ランダムで宿題を出され、それを出さないと授業に出席していなかったとみなされるため要注意です。
私は一度だけ、全身に発疹が出てこの授業を休みましたが、事前に理由を説明したところ、宿題を出さなくても評価には加えないと約束してくれました。
本当に優しいんです。その優しさに感動して宿題はメールで出しました(当たり前)
1番最初の授業で、いきなり、「この授業時間を使って、政治と経済の関係について英語のエッセイを書け」と言われ、私が30分くらいかけて完成させる中で、タイ人が10分程でA4一枚分のエッセイを書いていたのを見た時は、「あ、オワッタ」と思いましたが、最初だから脅しただけなようで、普段の授業はリーディング、ライティングの基礎知識を入れていきます。
実用的に使えるメソッドを叩き込んでくれるので、「なんとなく」読む、書くから、「自信を持って」読む、書くに変わっていくのがわかります。
タイに来て、英語の実用能力を高めたい、英語能力の検定(TOEIC,TOEFL)などのスコアアップを狙いたいと考えている人にはかなりオススメです。
ただ、授業名は詐欺のようなもので、Reading MaterialもWritingもほとんどが政経にまつわることではありません。
私はそれがまた楽しいのですが、政治経済で使えるような英語を身につけたい、政治経済にまつわる記事を読めるようになりたいと考えている方は同じ時間に隣の教室でやっている、Aj. Iainの方のEnglish for Political Scienceを取った方がいいかもしれません。
(最初留学生はランダムにクラスを2つに分けられますが、希望すれば違う先生の方にうつることも可能です。その場合は学部のオフィスに問い合わせてください。)
Thai Dance <Fri 13:00-16:00>
私が唯一BMIR以外の学部で取っている授業です。
Thai Studyの授業なので、タイ人はほとんどいません。
全体で数えられないくらいの人数が履修しているため、授業枠は3時間ですが、その3時間を45分ずつに分けています。
そのため、1人45分しか、授業を実施しないということです。
私は13:45-14:30の時間帯で授業を受けています。
ほぼ全休のようなものですね。
出欠は毎回取ります。1人4回以上、特別な理由のない無断欠席をした場合、その時点でFallです。気をつけましょう。
中間試験終了後に提出のレポートがあり、それを書くためにはタイ文化についてまとめてあるミュージアムに行って、説明を聞かなくてはなりません。
1000words程度のエッセイですので、早めに取り掛かることをおすすめします。
期末試験は実技です。練習の成果を発揮しましょう。笑
授業内容は、ひたすら踊る。それだけです。笑
タイダンスに少しでも興味があるなら、取って損はないと思います。
あまり難しい動きはしません。
留学生(欧米人、タイ人以外のアジア人)と関わる機会をもっと増やしたい!という方におすすめです。
私はこの授業で、BMIRではなかなか知り合うことのできない中国人の友達がたくさんできました。
すごく楽しいです。
以上!長くなりましたが、完璧に私の主観が入りまくった授業レポートでした!
他学部の方は、なるほどBMIRは授業でこんなことやってんのか〜と少しでも知っていただけたら幸いです。
私以外のBMIR生の方が、大変そうな授業をたくさん取っているので、留学生らしくたくさん勉強したいという方はぜひ他のBMIR生に聞いてみてください。
私が言うのも何ですが、私の取っている授業はどれもイージーな方だと思います。
それでは、また気が向いたら更新します!
みなさんのブログ読むのも楽しみにしています💗
タマサート大学 BMIR所属 3年
高橋 美月
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